大会2日目となる、この日の気温はとても熱く
容赦なく人々の体力を奪いました。
それは決してプレーヤーに限らずの事↓
トーナメントにおいて
誰が一番過酷な環境下にあると問われれば
間違いなくそれは『審判』でしょう。
選手は試合が終われば、即座にテントに戻り
涼を得る事が出来ます。
しかし審判には次の試合も、そしてまた次の試合も
フィールドに立ち続けなければなりません。
マレーシアの審判は非常に教育が進んでいて
アジアにおいては間違いなくトップレベルです。
また、審判育成システムも確立しており
沢山の修練された審判がいるのも事実です。
時おり審判の休憩タイムが設けられたり、役を交代したりしてますが
それでもこの日の暑さは尋常じゃないものがありました。
彼は熱中症により意識を失い病院に搬送されました。
審判あってのトーナメント。
彼らの労には本当に頭が下がります。
さて、我々といえば
残りの予選2試合を1勝1敗で終え
合計4勝3敗1分けの5位通過。
準々決勝では4位のチーム ノーメルシーとベストオブスリー。
1stゲーム○、2ndゲーム×、3rdゲーム○の2勝1敗でなんとか通過。
準決勝で予選1位通過のラスカルと対決です。
今になって振り返ってみると、正直このゲームが一番厳しかったです。
なんと言っても、ヨーロッパから来ていた
ミレニアムシリーズ、セミプロチームのコーチが助っ人さん。
彼は既に現役を引退していますが
彼の動きや、纏うオーラは、明らかに別次元。
結果は…
1stゲーム○、2ndゲーム×、3rdゲーム○で 勝ち!!!
自分、明らかに狙われてました。
ブレイクで弾の入ってくる角度が今までと全く違う。
そのゲームまではラン&ガンしてましたが
危険を感じてランに集中。
チームも今まで以上に着実なプレーで
なんと5位通過から決勝進出です!!
決勝戦前には、審判も円陣を組み
彼らもベストな仕事が出来るよう、お互いを激励。
決勝戦はデーモンズレッド。
向こうはイランのトップチーム ダッティスのアコを助っ人に加えています。
さっきのゲームもそうでしたが
助っ人には助っ人なりの意地ってものがあって
相手チームに助っ人がいると、さらに燃えます。 きーーーーーっヾ(*`Д´*)ノ"彡☆
自分がこのチームを助っ人しているからには
必ずこのチームで勝ちたい!このチームを勝たせたい!!
しかしプレシャーはそれほど先ほどのようにはありませんでした。
もっとも、自分は2ゲーム目をブレイクで落とされてしまいましたが
チーム力で見事勝利です!!
勝利の瞬間の雄叫び
抱き合い
そして表彰式へ
下位ディビジョンから順に表彰されていきます
表彰台へ上るのが待ち遠しい
シンガポールのレッドセブンはディビジョン2を4位でフィニッシュ!
おめでとうございます
そして…
ついにコレを手に入れる瞬間が来ました!
マラッカ市のVIPよりメダルを授与される自分
光栄です
優勝
ディビジョン1ランカーみんなで撮影
チームで
デルタ ロバースのメインスポンサー
デニスと一緒に。
今回の勝利は1つの始まり。
この調子でMY-NPL残り3戦も結果を出して行きたいと思います!
「デルタ ロバース」
マレーシアで最高のチームであり、マレーシアの僕の家族です。